『都市空間の怪異』
『都市空間の怪異(角川選書)』
著者:宮田登 著
出版地:東京
出版者:角川書店
出版年:2001.11
大きさ容量等:212p ; 19cm
目次
第一章 妖怪と人間の交流 …7
一 妖怪の音声 …8
1 呼びかけの音声 …8
2 怪音のメッセージ性 …20
3 メッセージの解読 …27
二 妖怪からのメッセージ …32
1 食用蛙の声 …32
2 もののけの図像化 …35
第二章 幽霊と妖怪 …39
一 幽冥界 …40
1 平田篤胤のテング研究 …40
2 物の怪と祟り …46
二 幽霊と妖怪 …54
1 幽霊と妖怪現象 …54
2 幽霊の「妖怪」化 …60
三 幽霊の描かれ方 …66
1 幽霊の足音を聞く …66
2 寄席の中の幽霊 …70
第三章 都市と妖怪 …75
一 都市の怪異 …76
1 辻と交差点のトポス …76
2 騒ぐ霊の跳梁 …81
3 己が命の早使ひ …85
4 「見えないケガレ」の伝染 …88
二 東京の魔所 …92
1 境界の場所と時間 …92
2 江戸のフォークロア …100
3 都市民俗学の方法 …110
三 異界との交流 …115
1 浅草の不思議 …115
2 異界体験 …121
四 鏡花と妖怪文化 …127
1 鏡花世界の基層 …127
2 鏡花の幽霊・妖怪観 …132
第四章 近現代社会の妖怪 …137
一 若者の霊魂観 …138
1 生死の境をさまよう話 …138
2 若者の夢占いとメディア …142
二 都市空間の妖怪 …146
1 現代都市妖怪の前景 …146
2 学校の便所と怪談の流行 …150
3 学園ホラーと都市伝説 …156
4 都市空間の中の「一つ家」 …165
5 大都市のポルターガイスト …171
6 幽霊からのメッセージ …181
初出一覧 …213