妖怪司書の本棚

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『天変地異と世紀末』

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『天変地異と世紀末―日本人の災害観・終末観』

著者:古河歴史博物館(立石尚之)編

出版地:古河

出版者:古河歴史博物館

出版年:1999.10.

大きさ容量等:53p ; 30cm

[会期:平成11.10.23〜11.23]

目次

カラー図版 …1

I きざし・ことぶれ―予兆 …9
  物言う獣たち 霊獣
  神仏の使い 魚・昆虫
  災害をつげる天体
  自然環境の不思議な変化
  災害が変化の予感

II おこる―事象としての天変地異 …15
  焼ける山 天明の浅間焼け
  土石なだれに埋没した村 天明の浅間焼け
  古河の降灰と情報収集
  震える大地 善光寺地震
  地震の記憶 善光寺地震
  記憶の増幅 安政江戸大地震
  被災と情報 安政江戸大地震
  古河藩の被害 安政江戸大地震
  天から降ってくるもの 天候

III よけ・おくる―災厄から身を守る …29
  現れる異獣
  そなえあればうれいなし
   永用俊彦「古河城 大変―土井家中の洪水対策マニュアル」
  災いをおこす原因
  災害をしずめる力
  鹿島大明神と要石
  身を守る毛 伊勢神宮の神馬の毛
  護符と証文

IV まんざいらく―生まれ変わる世界 …39
  泥と化す世
  世直りへの期待
  富をもたらすものたち
  職人層の繁栄
  世紀をめぐる出版

宮田登「天変地異と世直し」 …45

山口美男「資料 古河日記(抄)」 …49

展示資料 目録 …52

参考文献 …54