妖怪司書の本棚

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『病よ去れ』

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『病よ去れ―悪疫と呪術と医術』

著者:古河歴史博物館(立石尚之)編

出版地:古河

出版者:古河歴史博物館

出版年:2001.10.

大きさ容量等:60p ; 30cm

[会期:平成13.10.20〜11.25]

目次

口絵 …1

病を見るまなざし〜病さまざま〜 …9
 歴史のなかの病〜消える病・生まれる病〜
 目に見えぬ病〜エヤミ〜
 医をなりわいとする職〜医師と陰陽師
 トキノケ〜疫神と御霊〜

 立石尚之「コラム 獅子の力—流行する病から身を守るために」…16

疫神よ去れ〜まじない・祈祷〜 …17
 疫神のすがた〜ひとのかたち〜
 詫びを入れる疫神〜疫神の証文〜
 病の神を送り出す〜疫神送り〜
 お役〜人生儀礼としてうけいれる〜
 約束の宿〜疫神の恩と強き力

民間医療 vs 西洋医学〜呪術か医術か〜 …29
 民間の薬と医療〜伝染する病のように〜
 祓う・除ける〜ここには入れぬ〜
 疱瘡の知識〜胎毒から感染〜
 疱瘡を植える〜種痘の知識〜
 種痘の普及〜民間知識と医学〜

 永用俊彦「コラム 予防接種の近代—古河藩医河口家の種痘活動」…40

絵にあらわして見ること〜眼福と符・絵馬・絵〜 …41
 赤いもの〜疱瘡絵・赤物〜
 願いをかたちに〜護符・絵馬〜
 動物の見世物の力〜見るしあわせ〜

 倉井直子「コラム 色彩の効用」…48

大島建彦「疱瘡神の詫び証文」…49

出品目録 …57

参考文献 …59